あまり動物大好き、というわけでもなかったのですが、ヤギは不思議とものすごくかわいいです。
さて、今拠点にしている農家民宿楽屋で、ヤギを2匹迎え入れることになり、
せっかくなのでヤギ小屋をワークショップで建てることになりました。
(お申し込み・詳細はコチラから)
今回は、ヤギ小屋を建てるワークショップにあたって、設計図を描く過程を共有したいと思います。
ワークショップでは、設計図があって、必要な木材などの材料、道具も揃っていて、というところからスタートします。でも実はワークショップの前準備もけっこうやりがいがあって面白いのです。
ヤギ小屋をつくるためにどういう準備をするの?
小屋をつくる前準備の過程を見てみたい!
という方に楽しんで頂けたらなと思います。
非電化工房住み込み時代、一級建築士の方から教えて頂いた、エクセルで描く方法で書いている簡単な方法です。
CADなど専門ソフトで…というのもありですが、
- エクセルで簡単に済ませたい
- 完成図をくるくる回したりできなくていいから、資料用に描きたい
- CADなどの専門ソフトはまた今度…という方におすすめです。
ヤギ小屋づくりの設計図①大体の構造を把握する。メモを描いて見る。
今回は、教えてくれた埼玉県東松山市にあるヤギがいる梨園、「なしやさん」に色々と教えて頂き、ヤギ小屋を参考にさせて頂いています。
実際にヤギ小屋を見せて頂きながら、ヤギたちの暮らしに必要な構造について質問させて頂き、メモとらせてもらいました。
なしやさん、本当にありがとうございます。
今回ヤギ小屋について詳しく教えてくださったヤギのプロ、「なしやさん」。
ヤギのいる梨園です。梨狩りの季節に伺いたい…!
【なしやさん】
Address / 〒355-0007 埼玉県東松山市野田1219-1
【なしやさん 森林公園店】
Address / 〒355-0811 埼玉県滑川町羽尾222-3
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ちなみにモデルがあると設計図も格段に描きやすいので、DIY初心者には設計図を描いて構造を理解するというのはおすすめの練習方法です。
ヤギ小屋づくりの設計図②設計図をエクセルで描いていく
メモができて構造が分かったら、エクセルでパーツをつくってどんどん入れていきます。
図形で長方形や四角形を作り、それをコピペして同じ部分は何個も部品を作り、組み立てていきます。
パーツが組み上がったら、線と点とテキストボックスで、部品の長さを入れていきます。
ヤギ小屋づくりの設計図③全体像がみえてきたら、必要な材料リストを書いてみる。
今回のヤギ小屋の全体の設計図は、ざっくりとこんな感じです。
今回は廃材をたくさん利用して作るので、廃材の太さ・長さによって微妙に数字が変わってきます。
ここで大体の構造と必要な木材を把握するために全体の図はできたので、
それを見ながら材料リストをリストアップしていきます。
ヤギ小屋づくりの設計図④設計図と材料リストを持って、廃材・材木置き場へ!
木材はあるもので、足りるか?
寸法や太さを多少変えても平気な部分なのか?
などを考えながら、材料を一通り揃えます。
足りないものは廃材をまた集めてきたり、購入する可能性も含めて考えます。
使用する廃材を決めたら、その寸法や太さに合わせて、設計図を多少修正。
ヤギ小屋づくりの前準備、終了!
これで、ヤギ小屋を作るにあたっての材料と設計図を揃えることができました。
- ここで描いていないヤギ小屋の周囲の情報
- ヤギたちが快適に過ごすための小屋づくりのポイント
- また他の遊牧スペース、ヤギ小屋と一緒に建てる鶏小屋のスペースなどについては、また別の記事、もしくは今月末開催のワークショップにて解説していきたいと思います。
ヤギ小屋を建てるワークショップ、
2020年2月29日(土)~3月1日、まだまだ参加者募集中です。
自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ (ちくま文庫) [ 高村 友也 ]