こんにちは。
コーヒーを飲みながらゆっくりすごす時間が好き、非電化工房住み込み弟子のあべゆかです。
日本ではなかなか営業が難しい屋台の移動販売ですが、
そんな中でも47年間同じ場所で、屋台でコーヒーを出し続けているカフェアラジンさん。
屋台でコーヒーを飲みながら、いろんな人たちが出会い、そこで新しい交流が生まれる…
そんな場所が街角にあったらいいですよね。暮らしが愉しくなりそう。
実際に伺ってみたら、常連さんやリピーターが多いのも納得、素敵な空間でした。
今回はそんな屋台カフェアラジンを紹介していきます。
気になったらぜひ行ってみてくださいね。
きっと気に入って通いたくなるはずです。
1.カフェアラジンとは
2.なんといってもコーヒー
3.初めてでも入りやすく居心地がいい
4.屋台だからこその雰囲気が素敵
5. 冬でも営業。寒くない?
カフェアラジン、
全国各地から毎日リピーターが訪れる、47年続く屋台カフェです。
【カフェアラジン】
○場所_栃木県足利市
栃木県足利市有楽町 栃木県立足利女子高等学校 北西側路地
比較的わかりやすい場所にあり、すぐ見つけられると思います。
○駐車場_カフェアラジンの場所の近くに停められるところがあります。
ただ、少しわかりづらいので初めて行くときはあらかじめ電話したり直接聞いてみるといいかもしれません。
○営業時間_16時~23時?
天候や季節によって変動あり。電話やホームページ、ツイッターで確認してから行くのがおすすめだそうです。
メニューはオリジナルブレンドコーヒーのみ。
あっさりして後味が良く、とても美味しかった。
ネルドリップで淹れてくれます。
「コーヒーを飲んでおいしいって言ってもらう、それがうれしくて雨の日も風の日も店を開けているんだよ」
と次郎さん。
コーヒーにも次郎さんのやさしい人柄が表れている気がします。
屋台の周りには、天幕がしてあります。
外の世界と内側の世界は布一枚挟んでちょっとした別世界。
近づくとすぐに気づいて店主の次郎さんが「いらっしゃい」と声をかけてくれます。
入りやすい雰囲気です。
コーヒーを飲みながらの会話は話題が幅広く。
軽い話題から真剣な話題まで…。
若者が人生相談をすると真剣に話を聞き、アドバイスをくれる次郎さん。
常連さんも初対面でも関係なく一緒に悩んでくれる姿が印象的でした。
長年屋台カフェを開き続けているということは、
色々なお客さんとの出会いや、店を続ける苦労や努力もたくさんあったのでしょう。
やさしいのだけれど、やさしいアドバイスだけでなく時には社会の厳しさも教えてくれる。そして「頑張れよ」と背中を押してくれる。
そんな次郎さんに悩みを聞いてもらうためにアラジンを訪れるお客さんも多いそうです。
路上のリヤカー屋台でコーヒーを飲めるところ、日本中探してもそうそうありません。
カフェアラジンさんの屋台は手作り。
47年間ずっと使い続けている屋台は、味がありステキな雰囲気を醸し出しています。
すぐ側の道路はよく車が通るのですが、
なぜか屋台にいると落ち着きます。
雑踏の中なのに別世界の雰囲気。
独特の世界観です。
外で屋台営業…言うと、冬はやっていないのかな?と思ったのですが、
天候が悪くない限り店を開け続けているそうです。
わたしが訪れたのは2月のはじめ。
夜なので少し冷えますが、あたたかい服装で行ったことと
屋台にはストーブもあり、そんなに気になりませんでした。
備えあれば患いなし。
寒い時期の寒さ対策はしていった方がいいと思います。
屋台の雰囲気と、美味しいコーヒー、次郎さんや常連さんたちとの会話、
どれも素敵なので、寒さで早々に店を出る…なんてもったいないですからね。
お客の立場で言えば季節関係なく開店していることは嬉しいですが、
寒い中毎晩ずっと外で営業、というのはなかなかできることじゃないと思います。
店を開け続けるという次郎さんの姿勢がカッコいい。
街角にステキな空間を作り出している屋台カフェ。
美味しいこだわりのコーヒーと、手作りの屋台、
次郎さんと常連さんが作り出すあたたかい雰囲気が、また通いたくなる秘訣なのかも。
・屋台でこだわりのコーヒーを飲んでみたい人
・人生相談を聞いてもらいたい人
・居心地のいいカフェを探している人