あべゆか

#モバイルカフェの旅 モバイルハウスでワークショップしながら全国一周を終えて。次の構想。

あべゆか
あべゆか
こんにちは、 #モバイルカフェ の旅を終えて山形に戻ってきましたあべゆかです。

昨年の夏ごろから自分でつくったモビルハウスに乗って旅に出て、無事半年くらいの旅を経て出発地点である山形に戻ってきました。

色々な方にお世話になり、各地でワークショップを開催させていただいたり、大工インレジデンスとして納屋のリノベーション・ランドリーハウスの建築をしたり、韓国まで行って日韓非電化弟子コラボ企画おはなし会を開催したりした半年間でした。

今回は、そんな旅から見えてきたこと、
今後のさるつぼの活動について書いていきたいと思います。

「実際会ってみること」で広がる価値観・選択肢を実感

@韓国非電化工房 タンドールナン焼き体験コラボワークショップ。美味しいものを食べながら話すことは、コミュニケーションづくりのひとつ。。!

非電化工房での修行時代に、行ってみたいコミュニティ・会ってみたい人がたくさんできたため、今回はワークショップのご依頼をいただいたところを中心に巡りながら、そういう場所にもれなく行ってくるという旅をしてきました。

「日本全国知り合いがいる」というありがたい状況は、非電化工房での出会いが大きかったのですが、今回自分からアポを取って会いに行ったところもたくさんあり、
ますます繋がりが増えたことを嬉しく感じています。

そんな出会いの中で感じるのは、

コミュニティによって「価値」や「正しさ」の尺度は全く違うということ。

自分が心地いいと感じるコミュニケーション、暮らし方、生き方がなんとなく体感として輪郭を持ってきたように感じます。

やはり、直接会いに行くこと、環境にどっぷり浸りに行くことは大切です。

ゲストハウスikkyu前にて、モーリーさん一家と。

特に、いとしまシェアハウスには10月末から1月いっぱいくらいとちょっと長めに居たのですが、

短期の滞在では感じられない、暮らしの中でしか感じられない「大切にしているもの」に出会えた気がしています。

それは毎食のごはんを作って食べる日常だったり、ふとしたときの気遣いだったり、ぽろっと出た話だったり、同じ目標に向かって頑張る瞬間だったり。

それは忙しかったりきゅうきゅうな予定の中で過ごしていると見逃がしてしまいそうな「瞬間」なのですが、それを取りこぼさないでしっかりかみしめることが大切のような気がします。

いとしまシェアハウスのおいしいサラダ

日々の出会いを大切にするとともに、そういうじっくり関わる中で出会える瞬間も大事にしていきたいと思いました。

 

「コミュニティカフェさるつぼ」のかたちを探る旅、見えてきたものは??

モバイルカフェの旅@北海道南富良野

そんな「自分が大切にしたい感覚」と出会う中で、この旅の一番のテーマは「「コミュニティカフェさるつぼ」のかたちを探ること」。

さまざまなコミュニティ、先輩方と出会い、話をして、一緒に過ごすことでだいぶやりたいことが見えてきました。

その上で、やはり自分がやりたいことはコミュニティカフェだなと再認識しているのですが、
「飲食店としてのカフェ」のイメージではなくて、
「繋がりができるカフェ」であり「小さな仕事」が生まれるカフェがいいなというのは最初の頃から変わらない思いです。

自由な発想での小さな仕事づくりと暮らしづくりと。「つなぐ」カフェづくり。

では、具体的にどういう形がいいのかなと旅の中で模索してきたわけですが、

コミュニティカフェをつくっていきたい私の役割としては「つなぐ」ことだなということを色んな瞬間に感じました。

知識と技術と仲間をつなぐ、ワークショップの企画・運営、
日本全国回ってワークショップやりながら旅をして会いたい人に会うことも、
やはりメインの活動は「つなぐ」ことでした。

山口県で開催した黒板づくりワークショップ。お子さんも集中して取り組んでくれました。

 

一人じゃできないけど、チームならできる可能性の大きさを感じる

また、全国回る中でワークショップの小さな仕事としての可能性や、SNSの使い方、企画の立て方、さまざまなコミュニティで求められていることが見えてきた中で、

「正直一人だから手が回らないけど可能性はとてもある」部分ってけっこうあることに気がつきました。

例えば、

  • こういうワークショップ需要ありそう
  • この人面白いから、だれかとコラボしたら面白いんじゃないかな
  • 素敵な場所はあるから、使ってくれる人がいたら絶対にぎわいそう

とか。

そういう「モッタイナイ」をあちこちで感じてきて思ったのが、

オンラインでコミュニティを作って、
みんなでチームとして「小さな仕事づくり」に取り組めたら、もっと面白いことがどんどんできるんじゃないか、ということです。

ノエラハウスで行われた非電化弟子交流会。ワイワイガヤガヤ、弟子トークをしながら、仲間の存在の心強さを感じた。


ひとり一人で頑張るのも大事ですが、チームとしての強さははんぱじゃないです。

そしてここで大事なのは、
それを運営すること自体が、つまり「小さな仕事をつくるチームをつくる」ことが、また小さな仕事になったらそれは文化として継続していくのではないかと思うのです。

責任を持ってコミュニティ・チームの場所を作り、
継続的にコンテンツを投下したりマネジメントする、仲間を増やすための活動を行っていくことで、それを小さな仕事として成り立つようにしたい。

コミュニティカフェさるつぼを、オンラインでスタートさせてみようかなと。

小さな仕事を続けていくために、乗り越えるべき壁は2つ

さて、あべゆかがこれまで数々のワークショップ開催をはじめとする小さな仕事づくりに取り組んできて、

また日本全国回って仕事づくりの先輩方と色々おはなしし学んできた上で考える、
小さな仕事を続けていくために、乗り越えるべき大きな壁は2つ

  • その小さな仕事の背景を伝える世界観をいかに作りこんで発信していくか
  • お金リテラシー、適正な価値を考える力をいかに発信していくか

だと考えています。

つまりは、継続的な情報発信です。

はじめるのは簡単だけど、続けていくのは難しい。
だけど、地道にやっていけば不可能ではない話です。

「ワークショップの中身の充実」と「コミュニティの持つ哲学や価値観を積み重ねていくこと」、

この2つの情報発信が絶対的に必要だと思います。

けっこうボリュームのある作業です。

これは、確実に個々で頑張るよりもみんな(チーム)でやった方が強いと思います。

ひとり一人が方法について勉強し実践し、実際にあちこちに行って信用を積み重ねて繋がっていく、そういうことをショートカットできるコミュニティです。

そんなわけで、「チーム コミュニティカフェさるつぼ(仮題)」を、
作りたいなと思って動いています。

運営が回っていくように、やはりこれも小さな仕事化していきたいと考えています。

具体的には、コーヒー1杯分の料金で、コミュニティカフェとしてオンラインで
小さな仕事づくりのきっかけになるような発信を定期的に行っていきます。

既にプレーヤーとして各地で活動されている皆さんや、これから一歩踏み出そうと思っている方々にとって有意義な場づくりができたら嬉しいです。

#モバイルカフェの旅 モバイルハウスでワークショップしながら全国一周を終えて。次の構想まとめ

岡山県のミカン畑での写真。

そんなわけで、オンラインでコミュニティカフェさるつぼを7月ごろからスタートしようと思います。

参加したい!と思った方は、後ほど記事を作成予定ですのでそちらにて詳細をご確認ください。

あべゆか
あべゆか
ではでは、旅が終わってひと段落…とはいかず次の構想が見えてきてうきうきしているあべゆかでした。
ABOUT ME
abeyuka
半農半コミュニティカフェ をめざしている。コーヒーが好きです。