ワークショップ

【月三万円ビジネス】ワークショップのつくり方の流れまとめ

こんにちは、2018年度は、自分の月三万円ビジネスづくりとして、20本以上のワークショップを企画・運営してきましたあべゆかです。

おさる
おさる
「ワークショップやってみたい!!」

という声をよく聞きます。

ワークショップを1回やってみるという意味でなら、トテモムズカシイとかそんなことはありません。

継続して仕事をつくっていくとしたらそれなりの努力が必要だと思いますが、やってみて自分に合うか合わないかやってみて判断するのはとてもいいことだと思います。

「値段付けが分からないんだよね…」という声もよく聞きますが、
心配しなくても大丈夫、本当に価値があるワークショップで、値段が見合っているものは続くし、そうでないものは続いていかないでしょう。
やはりそれはきっとやってみないと分からないものです。

みんなが、自分の持っている知識や技術をちょっとずつシェアして、
豊かな暮らしをみんなで考えてつくっていける、そんないい流れ、良いコミュニティを生み出す可能性がワークショップにはある
と私は信じて、ここまでワークショップをあちこちで開催してきました。

ワークショップのいいところは、気軽に始められることと、参加者の人と関わる時間がとても長いため、感想がダイレクトに返ってくること。

やることが分かっていたら、あとはやるだけ…!
あべゆかのワークショップの作り方をまとめておきます。
面白いワークショップをどんどん生み出していきましょう。

スキなこと・トクイなことを発信する

最初からできることをワークショップ化…もいいですが、まずは自分の好きなこと・トクイなことを周りの人に知ってもらうことが大事。

そこから、「これを販売してほしい」「ワークショップでできないか」という依頼が来る可能性が広がります。

まず自分でない誰かに見てもらうことで、一人ではなかった視点も得られますし、「誰かのために自分のできること・スキなこと切り取る」練習にもなります。

日頃から情報発信の習慣をつけておくことは、広報の意味だけでなく、「小さな仕事をつくる」頭のトレーニングにもなると思っています。

あべゆか
あべゆか
ワークショップ開催までのストーリー(物語)をシェアすると、参加者の主催者への理解も深まるね。

企画書を書いてみる

SNSなどで発信しながら、なんとなくやりたいワークショップのかたちが見えてきたら、自分で企画書を書いてみます。

  • そのワークショップで何を伝えたいのか。
  • どんな人に来てもらいたいのか。
  • 参加費はいくらにするのか。
  • どんな場所で開催するのが良いのか。
  • 時期があるとしたらいつがいいのか。
  • どのくらいの時間で、どんなタイムスケジュールが良いのか。

一つ一つについて考える中で見えてくることもきっとたくさんあるはず。
それまでとは違う視点で眺めてみることで、そのテーマに関する考えが深まっていくと思います。

ワークショップの企画を持ち込む、または依頼を受ける

山口県の萩にある中原木材工業で開催されたマルシェ。黒板づくりWSで出店しました。

ワークショップを開催したい場所を探して、企画を説明します。

これはわたし自身意外だったのですが、ワークショップの開催者を探している場所ってけっこうあるのです。

決してゼロではありません。
そういう場所とうまく繋がることができれば、最初の一歩を踏み出せますし、仲間ができることで活動の幅も広がってきます。

運が良ければ、情報発信していたら「面白そう、ワークショップやって欲しい」と言われることも。

日頃から面白いワークショップがどこで開催せれているのかアンテナを張っておくことも大切かもしれません。

共催者・主催者との丁寧な打ち合わせを心がける

月三万円ビジネスワークショップのようす。

スムーズな運営にするために、共催者、主催者の方とは丁寧に打ち合わせをしておきましょう。

準備の段取りができているのか
一緒に企画する際に互いに不安な点・不明な点はないか
お金のやり取りは明確になっているか

とくに金銭面での確認は、事前にしっかりしておかないとせっかくのイベントの後味が悪くなってしまいます。

自分も相手も納得したうえで、企画を進められるように不明な点がないように確認しておくのが良いと思います。

 

 

会場・来てほしい人に届ける

開催場所が決まり、企画がまとまったら、
ワークショップに来てほしい人にイベントの開催情報が届くように告知します。

あべゆかがよく使うのは

  • Facebookのイベントページを作成する
  • googleフォームを作成する
  • ブログで記事を書く
  • Twitterでツイートする
  • Instagramで投稿する
  • 広報してくれそうな場所に広報を依頼する(NPOの支援センター等の公的機関・民間団体、繋がりのあるコミュニティなど)

といったところでしょうか。

とにかく、考えられるあらゆる方法を使って、
届けたい人に情報が届くように告知します。

どんなに良いイベントを企画しても、
どんなにいい腕を持っていても、
イベントに参加したい・興味がある人のところに企画が届かなければ意味がありません。

だからこそ日頃からの情報発信はとても大切。

おさる
おさる
イベント企画のベテランの方でも、集客は一筋縄ではいかない…と言います。あまり人が集まらなくても気にしないこと。
あべゆか
あべゆか
めげずに続けていくことが大事!

でも本当にここがけっこう大変なところで、ただでさえ活動が忙しいのに情報発信までなかなか手が回らない…ということも多々あるのですよね。

あべゆか
あべゆか
だから、そういう情報をまとめて発信するような、ワークショップのセレクトショップ的な、「3-bizずかん」制作を考え中です…!

当日の運営

月三万円ビジネスワークショップのようす。

計画をして、前準備をして、当日を迎えたら、あとは自分自身も愉しむだけです。

ハプニングが起こったりすることも、参加者と一緒に楽しみながら乗り越えたいところです。
参加者の人たちも上手く巻き込んで、「つくり手側」の意識を共有することは参加者にとってもその人が次に自分でワークショップなどの企画をするときの参考になります。

あとこれは私の師匠(藤村氏)の言葉なのですが、
ワークショップではとにかくしゃべり続け、動き続けること

主催のあなたが止まったら、参加者も止まってしまいます。

とにかく常に場を動かす、場が動いている、そんな状態をつくるために、前準備として仕掛けを用意しておく…必要になってくる段取りもあるかと思います。

フィードバックして次につなげる

ナンの生地をこねこね。。!

ワークショップが終わったら、一緒に企画してくれた人と一緒に振り返りをしましょう。

アンケートもできれば取っておくと、次の活動に大いに参考になります。
実際に参加してくれた参加者のこえは貴重ですし、側で見守り支えてくれた会場の方等からも感想を聞くと良いかと思います。

自分のワークショップ後の感想を言葉にして話すことで頭の中も整理されます。

次に向けての一手を打つ


イベントが終了したときに考えたいのは次のこと。
次どうやって行くかということです。

今回どの点が良くて、次はどんなふうにやってみたいのか。
次はあんな場所でやったら面白いんじゃないか
違うメニューにも挑戦してみようか…など、
考えたら、そこに向けて次につながるような文章と写真をなるべく選んで、
自分のSNSやブログに投稿します。

こうやって活動が蓄積されていくのを見た方が、ワークショップの依頼をくださることもありますし、
そうやって発信したものが自分にとっての経歴書になっていきます。

「自分で小さな仕事をつくる」ということは、
「個で発信して生きる」ということ。

自分がどんな活動をしたくて、どんな方法でやっていて、どういう方向性で進んでいっているのか、が見えるとわかりやすいと思います。

あべゆかのワークショップのつくり方まとめ

同じことがスキ・興味がある仲間との出会いが何より愉しい。

いかがでしたでしょうか。
あべゆかのワークショップができるまでをまとめてみました。

複業でいくつかのワークショップを毎月開催するとなると、これを同時並行でいくつもやっているわけです。
そう考えると、一人でやるのならワークショップでの月三万円ビジネスは、最高でもひと月に3つくらいだなぁ…と思います。

(参加者が集まりやすいい週末はひと月に4回しかないし、短期間の中で同じ場所での同じテーマのワークショップにそこまでの集客は見込めませんし…)

ひと月に3つしかワークショップをやれないとなると、3回×3万=9万円。
やはり、1つのワークショップの収益を3万円以下にしてしまうと、運営に無理が出てくることになります。

それでは結果的に続いていかない。
ボランティアでなく、きちんと小さな仕事として位置づけ、コミュニティの中でお金を回していくことに意味があると思います。

だからこそ、さらに積み重ねられるような、自分のメインテーマとなるビジネスが必要になってくるのですが、またそれは別の機会に書いてみたいと思います。

あべゆか
あべゆか
ワークショップを通して、どんどん自分にできることのシェア・切り売りをして小さな仕事をつくっていきましょー!

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ABOUT ME
abeyuka
半農半コミュニティカフェ をめざしている。コーヒーが好きです。