こんにちは。
どうも、タンドールを作ってナンを焼いているうちに、スパイスカレーの美味しさにはまってしまいました。
と思っていた時に、いとしまシェアハウスの料理人、こーいちさん( @koo1s )にカレーの作り方を教わるチャンスができたのが「自分でもスパイスカレーを作れるようになりたい」というきっかけでした。
「自然派インド料理ナタラジレシピブック」というレシピ本をおすすめしていただき、
愛読書としてパラパラ眺めたり、ワークショップでカレー作りをみんなでやってみることに少しずつ取り入れてみたり、
いとしまシェアハウスを出た後もなにかとカレー作りに取り組んでいます。
タンドール制作ワークショップや、マルシェ出店でナンと一緒に食べて頂くスパイスカレーもなかなか好評をいただいており、
やっぱりカレーってみんな大好きだよね!!
という確信を抱くとともに、もっと頑張ろう!!というパワーをもらっております。
せっかくなので今の段階で私がよく作る基本的なカレー作りの流れをここにまとめておこうと思います。
この記事は、ナン好き、カレー好きだけど、自分でどうやってスパイスカレーを作ったらいいか全くわからない方向け。
私が普段よく作っているスパイスカレーをつくる時の大枠の流れをご紹介します。
超シンプルにつくるスパイスカレーの作り方
超シンプルスパイスカレー作りの流れ
- 油をスパイスで香りづけする(テンパリング)
- 野菜を炒める
- スパイス加えて煮込む
- 味見
という流れでつくられます。
スパイスカレー作り① 油をスパイスで香りづけする
油にスパイスの香りをつける、通称「テンパリング」と呼ばれる作業です。
美味しい油をつくります。
スパイスカレーをつくるのは、「美味しいものを重ねていく」作業なんだそうです。
そうしてクミンやクローブの香りがしてくる瞬間、幸せです。
スパイスの香りがしっかりしてきたら、ショウガとニンニクをいれて、これもしっかりと香りをたたせます。
美味しいカレーは、油から美味しい。
主にここで使うスパイスはクミンとクローブを使っています。
ローリエもたまに入れたりします。
スパイスカレー作り②野菜炒める
お好みの野菜を入れていきます。
夏の今ですと、ナス・ピーマン・ズッキーニ、トマトなど。。
私がよく作るのはトマトベースのカレー。
「夏は畑でトマトが取れすぎて困っちゃう」という方は煮てペーストにしてから冷凍保存しておくと良いと思います。
玉ねぎを入れる場合にはあめ色になるまで炒めます。
スパイスカレー作り② スパイスを加えて煮込む
ナタラジレシピからよく使うのはインドカレーでは基本的なスパイス、
コリアンダー、カルダモン、レッドチリパウダー、ベイリーフ。ウコンも入れると美味しい。
他のスパイスに手を出すもの面白そうですが、
野菜の組み合わせ、肉・魚の有無、ココナッツミルクを使う…など
スパイス以外の要素でいろいろなバリエーションをつくることができそうなので、まずはスパイス固定でコツコツやってみようと思います。
クミン…独特の刺激的な香りがあり、わずかな辛みと苦みがある。
薬効は食欲増進、消化作用など。
クローブ…植物(丁子)の花の蕾を乾燥させたもので、豊かな甘い香りがある。
薬効は殺菌作用、整腸作用など。
コリアンダー…柑橘系のさわやかな風味があり、カレーにとろみをつける。
薬効は健胃作用、整腸作用など。
レッドチリパウダー…ホールチリを粉に挽いたもので、刺激的な強い辛みがある。ビタミンCが豊富で、薬効は健胃作用、消化作用など。
ベイリーフ…日本では「ローリエ」「ローレル」と言われ、さわやかな甘い香りがある。薬効は食欲増進、健胃作用、整腸作用など。
< 引用:自然派インド料理ナタラジレシピブック >
- 煮込むと美味しくなるスパイスや、色付けに使われるスパイス、、スパイスにもいろいろな役割があるようです。
- カレーにおけるスパイスの立ち位置を知っておくと、スパイスカレー作りが楽しくなります。
スパイスカレー作り③ 味見する。
野菜たっぷり入れてつくるスパイスカレー、自分でつくると楽しいし美味しい。
- ごはんの時に「とりあえずカレー」という選択肢を持っていると強い
- 野菜だけでも十分美味しくできる
- スパイス、季節の野菜、その時ある食材でカレーを考えるのが楽しい
私がスパイスカレー作りをする中で作っていて大きく感じたこと。
野菜が取れすぎて困っちゃう、良く回ってくる、田舎暮らし的には
一度でたくさんの野菜をおいしく食べられる方法として大いに役立つかと思います。
自然派インド料理ナタラジレシピブック」のレシピを何度も作ってみて、
現在は目分量でスパイスや野菜を入れてのカレー作りに挑戦中です。
ぜひぜひ、本格的に作ってみたい、挑戦してみたい、という方はこの本を参考にしてみてください。
ベジ(野菜のみ)のレシピ集なのですが、「ここまで美味しくできるの…!!」と驚くはず。