こんにちは、日本全国旅の途中、あべゆかです。
2018年9月くらいから、自作のモバイルハウスで旅をしながら、自分にできることで月三万円ビジネスのワークショップを開催して回っています。
「日本全国」と書きましたが、基本的に会いたい人に会いに行く旅なので、厳密にいうと「全国」ではないのかもしれませんが、そこはこだわっていません。
「コミュニティカフェさるつぼ」という屋号で、
モバイルハウスを作って、
自分にできることでワークショップをしながら旅の途中の私。
と思われがちだと思います。
スキなことをやりながら、暮らしの自給率を上げているんだ…!とうまくまとめられないこともないですが、ずっとこれからの方向性について考えながら2018年を走ってきました。
今回のモバイルハウスでの旅の大きな目的の一つも、ずばり
「コミュニティカフェさるつぼについてどんなことがやりたいのか具体的にイメージを持つこと」。

全国を旅する中で色々なコミュニティに飛び込み、色々な人と出会い、それぞれの価値観・考え方・知識・技術に触れる中で、
少しずつ見えてきた気がします。
やっぱり一か所にとどまっていては分からないことってたくさんある。
場所が違えば価値観も違う…そんな多様性あふれる日本全国あちこちのコミュニティにとびこみ、自分の考えや持っているものについて気付くのが旅の良さだな、と思います。
そんな中で最近気づいた、モバイルハウスでの旅の目的、
「コミュニティカフェさるつぼについてどんなことがやりたいのか具体的にイメージ」の答えは、
月三万円ビジネス的ライフスタイルの確立でした。
月三万円ビジネスってなんだろう?という方はコチラをどうぞ。[blogcard url=”https://abeyuka.com/3_biz/”]
なんのためのコミュニティカフェなのか。

そもそもの、2018年7月の当初のさるつぼへの思い。
私が目指しているコミュニティカフェは、
コミュニティが繋がるきっかけを提供する場所であるとともに、
「自分で作れるものは自分で作る暮らし」の知恵が集まる場所になればいいなと思っています。例えば、
畑や田んぼで野菜やお米を作って、カフェで提供する食べ物を自給していたり、
リノベーションして自分で家を改修したり、小屋を建てたり、
ソーラーパネルでできる範囲で発電したり、
雨水タンクを使って水を再利用していたり。知っていれば自分でできることって意外とあって、
それは非電化工房で学んだ部分であり、ワークショップで伝えたい部分であり、
これからも学び続けていきたいことであります。一人でやるよりみんなでやった方が愉しいし、知恵も広がる。仲間もつながる。
世代を超えて、住んでいる地域も超えて、繋がっていく、きっと毎日が楽しくなると思います。
さるつぼ/コミュニティカフェさるつぼとはより引用
そうですね、この思いは今でも変わっていません。
暮らしと仕事と仲間が繋がる、そんな場づくりができたらいいなと思っています。
気づいたこと、あくまでも暮らしが中心であるということ

じゃあなぜ、コミュニティカフェをつくること、を一番の目標に掲げるのはちょっと違う、と感じたかというと、
都会でコミュニティカフェの運営に携われるかもしれないチャンスがやってきて、それをきっかけに「コミュニティカフェさるつぼではどんなことがやりたいのか」という具体的なメニューを考え始めたから。
ちょうどそんな提案をしてくれたのは、スキなことで仕事をつくる、お客さんも一緒になってコミュニティを作っていく…ということが成功しているお店でした。
「日替わり店長」の制度で成功されている、しかもお客さんと店長の距離が近くて境界線があいまい、
都会の中だけど、私の目指すコミュニティカフェにかなり近いような考え方で運営されている場所。
そこで、ありがたいことに、そのカフェのお手伝いをしながらモバイルカフェで出店もしていいよと言っていただいて、それで一生懸命自分がこれまでやってきたことの中でできることから、出店するメニューを考えました。
それから、モバイルハウスで街角にできる小さなコミュニティづくりについて考えた。
「いまの自分に何ができるんだろう。」
「ある程度お金を稼がなきゃいけない中で、売りたい商品ってなんだろう。」

それで、ふと気が付いたのです。
私がやりたいことは、商業主義を追求したコミュニティカフェではなく、
あくまでも「自分でつくる暮らし」があって、そこから誰かの役にかたちで切り取ったものが店頭に並ぶようなコミュニティカフェだなと。
月三万円、もしかしたら今回のモバイルカフェ出店・短期版街角コミュニティカフェさるつぼで一生懸命励んだら稼げるかもしれないけど、だけどそこで並べられる商品は、街中で仕入れて売るという、街中での経済の循環。
それって私がやりたいことの本位ではないし、
そこまでいま注力して取り組むべきことか??
と考えたら、いまは「自分でつくる暮らし」に注力したいな、という自分の中での結論に至りました。
「自分でつくる暮らし」…例えばモバイルハウスでの旅から暮らしについて考えるとか、
すでに実践している先輩方を訪ねて歩くとか、旅先でワークショップをさせてもらって小さな仕事をつくる経験を重ねるとか、そういうこと。

小さいからこそ、本気でやりたい!ことしかやらない

「小さな仕事をつくること」は、小さいからこそ、本気でやりたい!めちゃくちゃスキ!くらいの気持ちがないとやる意味がないと思っています。
例えばワークショップ一つにしても、自分で一から企画して、関係各所に連携を取り、準備をし、広報をし、集客を管理して、当日運営、そして次の月へと次から次へつなげていく。
けっこうなパワーが必要なうえに、もうけは月3万。
バイトで1週間くらい働けば、それぐらいなら稼げる額です。
「支出を減らして、自分で必要な分だけの仕事をつくって豊かに暮らす」ライフスタイルは「湯支出を減らしても豊かに生きられる暮らしづくり」がメインなので、
例えばですがバイトで短期でがーっと稼いで、あとの残りの時間を暮らしづくり、次の仕事づくりに向けての時間にする…でも全然OKなわけです。
自分でつくる暮らしでは、とにかく時間がいくらあっても足りないくらい、毎日充実しています。笑
だからこそあくまでも冷静に、自分が本当にやりたいことだけをやって進んでいく、
そういう視点をシビアに身についていくべきだと思っています。
お金をかけずに、時間と仲間と体力で豊かに暮らす、という考え方だから。
時間と仲間と体力を大切にしましょう。
そうやってお金をかけずに苦労して得たものは必ずいい経験になるし、そういう道をまた誰かの役に立つ形で発信することが小さな仕事になっていくのでは、と思います。
目指すのは、月三万円ビジネス的ライフスタイルを探求する、コミュニティカフェさるつぼ

「暮らしをつくる」ことが仕事をつくる、
そして仕事をつくることで暮らしが豊かになっていく…
そんなふうに私がやりたいことを考える中で、
私がやりたいライフスタイルは月三万円ビジネスに他ならないんだな、と改めて気が付きました。
月三万円ビジネスを提唱する非電化工房もおすすめです。[blogcard url=”https://abeyuka.com/hidenka/”]
そんなわけで、
私がやっていきたいのは月三万円的ライフスタイルの実践です。
コミュニティカフェの運営よりも、くらしと仕事を分断しない月三万円的ライフスタイルに興味があります。
そのためしばらくは、月三万円ビジネス的ライフスタイルの探求をしたいと思います。
【具体的には…】
〇今まで通り、できる範囲でワークショップやイベント出店、講演等の企画・運営を行い、月三万円ビジネスの実践と探求をしていきます。
〇今まで通り、自分で暮らしの中で作れるものを増やしながら、できることを増やし、自分がつくれる暮らしを豊かにすることを愉しんでいきます。
〇ある程度「旅していろいろな価値観に触れる中で、自分の中にある目的を明確にしたい」欲が満たされたので、比較的じっくりと取り組むプロジェクトを行っていきたいと考えています。
モバイルハウスの旅の中で見つけた次の目標、月三万円ビジネス的ライフスタイル。まとめ

そんなわけで、無事次の目標を決定し、2018年末日を迎えることができました…!!
モバイルハウスの旅にあたり、お世話になったたくさんのみなさま、本当にありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!!